【8月31日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間31日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は450万7823人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも2億1698万860人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 30日には世界全体で新たに8361人の死亡と66万3689人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1135人。次いでロシア(795人)、イラン(669人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに63万8715人が死亡、3905万7665人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は57万9574人、感染者数は2075万2281人。以降はインド(死者43万8560人、感染者3276万8880人)、メキシコ(死者25万8491人、感染者334万1264人)、ペルー(死者19万8263人、感染者214万9591人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの601人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(298人)、チェコ(284人)、北マケドニア(283人)、モンテネグロ(274人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が143万7488人(感染4320万3496人)、欧州が124万8655人(感染6303万2296人)、アジアが77万7746人(感染5009万2953人)、米国・カナダが66万5616人(感染4054万8811人)、アフリカが19万5477人(感染776万9229人)、中東が18万1132人(感染1221万4235人)、オセアニアが1709人(感染11万9844人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP