【9月13日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)は12日、車いすの部の男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードの国枝慎吾(Shingo Kunieda)が6-1、6-4でアルフィー・ヒューエット(Alfie Hewett、英国)を下し、優勝を果たした。

 女子シングルス決勝に臨んだ第2シードの上地結衣(Yui Kamiji)は3-6、2-6で第1シードのディーデ・デフロート(Diede de Groot、オランダ)に敗れた。

 全米4連覇を果たしたデフロートは、同一年にすべての四大大会(グランドスラム)とパラリンピックを制す年間ゴールデンスラムを達成した。

 クアードのシングルス決勝では、東京パラリンピックで2大会連続の金メダルを獲得した第1シードのディラン・アルコット(Dylan Alcott、オーストラリア)がニールス・フィンク(Niels Vink、オランダ)を7-5、6-2で下して優勝し、こちらも男子では初の年間ゴールデンスラムを成し遂げた。(c)AFP