【8月30日 AFP】21-22スペイン1部リーグは29日、第3節の試合が行われ、王者アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は試合終了間際のオウンゴールでなんとかビジャレアル(Villarreal CF)と2-2で引き分け、首位の座を守りきれなかった。

 ホームで先制された後、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のゴールで追いついたアトレティコは再びゴールを決められ、ホームでビジャレアルに1-2とリードされていた。

 しかし後半アディショナルタイム5分、ビジャレアルのアイサ・マンディ(Aissa Mandi)がバックパスを送るとGKはなすすべもなく、ボールは無人のゴールに吸い込まれていった。

 この試合の前には、FCバルセロナ(FC Barcelona)がメンフィス・デパイ(Memphis Depay)のゴールなどでヘタフェ(Getafe CF)に2-1で勝利した。

 リオネル・メッシ(Lionel Messi)がいないことに慣れつつあるバルセロナは、ジョルディ・アルバ(Jordi Alba)のクロスにセルジ・ロベルト(Sergi Roberto Carnicer)が合わせ、キックオフから2分で先制した。

 ゴール前での素早いワンツーからサンドロ・ラミレス(Sandro Ramirez Castillo)に華麗なシュートを決められて18分に同点とされたバルセロナだったが、デパイの今季2点目で勝利を手にした。

 首位に立っているのはレアル・マドリード(Real Madrid)だが、セビージャFC(Sevilla FC)やバレンシア(Valencia CF)、バルセロナ、マジョルカ(RCD Mallorca)、アトレティコも勝ち点7で並んでいる。(c)AFP