【8月27日 AFP】アフガニスタンの首都カブールの空港付近で26日に起きた連続爆弾攻撃でこれまでに確認された死者は、米軍兵士13人を含む少なくとも85人に上っている。イスラム主義組織タリバン(Taliban)に掌握された同国からの退避期限が迫る中、混迷はいっそう深まっている。

 タリバンの復権まで保健省に務めていた職員2人は27日、AFPに対し、2回の爆発による死者は、市内の病院に搬送された人だけで72人に上っていると語った。「被害者には多くの女性や子どもが含まれており、負傷者の多くはトラウマを負い、ショックを受けている」という。(c)AFP