東京パラリンピックに挑む南アフリカ卓球選手 「中国のコーチから多くのことを学んだ」
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【8月24日 CGTN Japanese】テオ・コジル(34)はかつて南アフリカの卓球チャンピオンでした。12歳で初めて卓球に触れ、このスポーツが好きになりました。アフリカ大陸を代表してワールドカデットチャレンジに出場したこともあります。南アフリカでは全ての年齢階級別で優勝しました。代表チームはテオ・コジルのために中国からコーチを招きました。
不慮の事故で永遠にベッドから起き上がれなくなるところだったテオ・コジルは、諦めない精神で再び立てるようになっただけでなく、南アフリカを代表して今回の東京パラリンピックに出場します。
「卓球は、中国では文化だが、私にとっては全く新しい概念だ。初めは高強度のトレーニングに慣れなかった。だが中国のコーチの指導と中国留学を通して、卓球の本当の意味が分かるようになった」
テオ・コジルにとって最も大きな願いは、東京パラリンピックで全力を尽くしてメダルを獲得することだけでなく、貧しいコミュニティーの子どもたちが暴力や反社会的勢力から抜け出すのを助けることです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News