【8月24日 AFP】(更新)東京パラリンピックが24日、開幕した。国立競技場(Japan National Stadium)で開会式が行われ、天皇陛下が開会を宣言された。

 大会には162の選手団から過去最多の4403人が参加する。国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中での開催となり、その影響は大会のあらゆる側面に及ぶとみられる。

 全国で1日当たりの感染者数が2万5000人を超える日もあり、現在東京など13都府県に緊急事態宣言が出されている。死者数は累計約1万5500人と比較的少なく抑えられている一方、ワクチン接種を完了した人は人口のわずか40%にとどまっている。

 パラリンピック出場選手は五輪選手同様、毎日の検査やマスクの着用義務、移動制限などの対象となる。

 児童・生徒が競技を観戦するプログラムを除き、全会場で原則無観客で開催される。(c)AFP