【8月27日 CGTN Japanese】中国の張芸謀(チャン・イーモウ、Zhang Yimou)監督(71歳)は映画作品『紅いコーリャン(原題:紅高粱)』『初恋のきた道(原題:我的父親母親)』と監督を務めた2008年北京五輪の開幕式で名が知られています。実は1987年、張監督は映画『古井戸(原題:老井)』で俳優としてデビューを果たし、第2回東京国際映画祭で最優秀男優賞を受賞し、中国初のA級国際映画祭の最優秀男優になりました。

 張監督は最近、映画『我和我的父輩(直訳:私と父の世代)』の『鴨先知』ユニットへの出演を決めました。これは張監督にとって、24年ぶりの映画出演となります。『鴨先知』は中国大陸初のコマーシャルが誕生した物語です。徐崢(シュー・ジェン、Xu Zheng)が監督を務め、張氏はテレビ局の局長を演じます。

 この映画は四つのユニットからなっており、中国初のSFブロックバスター映画『さまよえる地球 (原題: 流浪地球)』の監督で知られる呉京(ウー・ジン、Wu Jing)、そして、女優の章子怡(チャン・ツィイー、Zhang Ziyi)、徐崢、瀋騰(シェン・タン、Pan Teng)がそれぞれ監督を務めます。女優の章子怡は監督デビューとなるほか、母親を演じます。

 この映画は10月1日の中国国慶節の連休中に上映される予定で、昨年の『我和我的祖国(直訳:私と私の祖国)』、一昨年の『我和我的家郷(直訳:私と私のふるさと)』に続く国慶節シリーズの三つ目です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News