【8月22日 AFP】ラグビーの南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2021)は21日、第2節の試合が行われ、SOハンドレ・ポラード(Handre Pollard)がキックから19点を決めた南アフリカが29-10でアルゼンチンに勝利し、開幕2連勝を飾った。

 ポラードは前半に5本のペナルティーゴール(PG)を決めて15-3のリードをもたらすと、後半はマカゾレ・マピンピ(Makazole Mapimpi)とマルコム・マークス(Malcolm Marx)のトライ後のコンバージョンを成功させた。

 南アフリカは前週の開幕戦でもアルゼンチンに20点差で快勝しており、そのときとほぼ同じ点差になったが、前の試合では3トライを決めてボーナスポイントを獲得したのに対し、この試合では2トライしか挙げられずにボーナスを逃した。

 南アフリカ対アルゼンチンの2試合は、アルゼンチンで新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、どちらも南アフリカ南東部のポートエリザベス(Port Elizabeth)で行われた。

 一方、第2節のもう1試合は次週に豪パース(Perth)でオーストラリア対ニュージーランド戦が予定されていたが、新型コロナ関連の渡航制限により、ニュージーランドが一方的に選手の派遣を見送ることを決めた。これにより、大会の今後も不透明になっている。(c)AFP