【8月19日 AFP】豪ブリスベン(Brisbane)の自宅で強盗に刺されたラグビートンガ代表のヘッドコーチ(HC)で、現役時代はワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)で活躍したトウタイ・ケフ(Toutai Kefu)氏(47)が、18日に退院を報告した。

 16日未明、自宅に侵入してきた若い男3人に襲われたケフ氏は、妻と息子、娘と共に病院に緊急搬送され、同氏と息子は手術を受けたと別の娘が明かしていた。

 現場で近隣住人にタックルをされ捕まった15歳の少年は殺人未遂の4件に加え、多くの他の罪で訴追されており、別の15歳の少年も逮捕された。もう1人の容疑者は依然として逃走している。

 トンガ出身のケフ氏は、オーストラリア代表として60試合に出場し、1999年のW杯(Rugby World Cup)で優勝を経験。5年前にトンガ代表のHCに就任すると、チームを2019年のW杯日本大会に導いた。(c)AFP