【8月18日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)は17日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からFWタミー・アブラハム(Tammy Abraham)を獲得したと発表した。契約期間は5年で、移籍金は4000万ユーロ(約51億4000万円)。

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 ローマは発表文の中で、チェルシーが「当ストライカー(アブラハム)に関する今後一切の移籍金について、一定の割合を得る権利を保有する」と記した。

 背番号はインテル(Inter Milan)に移籍したエディン・ジェコ(Edin Dzeko)がつけていた9番を背負う。イタリアメディアによれば、年俸は450万ユーロ(約5億7000万円)だという。

 23歳のアブラハムは2004年にチェルシーのアカデミーに入団したが、先日ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)がチームに復帰したことにより、クラブでの序列がさらに下がっていた。

 アブラハムは、ローマの公式サイトで「クラブが本当に自分を求めているときは分かる。ローマはすぐにはっきりと関心を示してくれた」とコメントした。

 新天地ではチェルシー元指揮官のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督のもとでプレーする。

 チェルシーでの2期目で、当時はユースチームの注目株だった頃のアブラハムを知っているモウリーニョ監督は、キャリアの重要な時期にイングランドを離れる決断をたたえた。

 モウリーニョ監督はローマのユーチューブ(YouTube)チャンネルでインタビューに応じ、「イングランドの選手にとって、プレミアリーグを離れるのは常に難しい決断だ。野心があるからプレミアリーグを離れるのであって、その決断には彼の決意がよく表れている」と語った。

「イングランドの外で輝かしい実績を残したイングランド人選手はそれほどいないが、そこで成功を収めて代表チームに復帰し、W杯(World Cup)に出場したいからそうするんだ」 (c)AFP