【8月18日 AFP】ドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2021)は17日、ドルトムント(Dortmund)のジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)がロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の2得点などでボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に3-1で勝利し、大会2連覇を果たした。

 ハイテンポの試合は前半、バイエルンがレワンドフスキの強烈なヘディングシュートで先制すると、さらにハーフタイム明け直後にトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)の得点で2-0とリードを広げた。

 ドルトムントもその後、主将マルコ・ロイス(Marco Reus)の見事なコントロールシュートで1点を返したが、バイエルンもレワンドフスキが2点目を挙げて駄目を押した。レワンドフスキはこれで、4シーズンを過ごしたドルトムントとの試合では24試合で24ゴールを決めている。

 チームもドルトムント戦は6連勝。シーズン前の親善試合では4戦未勝利で、13日のリーグ開幕戦、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Monchengladbach)戦も1-1の引き分けだったバイエルンにとっては、待望の新シーズン初白星となった。

 就任後の初勝利と初タイトルを獲得したユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)新監督は、「ボルシア・メンヘングラッドバッハ戦より良かったし、この勝利は選手にとっても大きい」と話し、レワンドフスキを「飛び抜けた」出来だったと称賛した。

 またこの試合では、15日に75歳で死去したバイエルンのレジェンド、ゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏を悼み、両チームの選手が黒の腕章をつけてプレーした。バイエルンの選手は、ミュラー氏の名前と背番号9番がプリントされたシャツを着てウオーミングアップを行った。(c)AFP