【8月19日 CGTN Japanese】中国自動車工業協会が11日に発表した7月の自動車生産・販売月次データによりますと、自動車の生産・販売が全体的に減少した中で、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)を含む「新エネルギー車」は引き続き成長を維持し、自動車市場の新エネルギーへの転換の歩みをけん引しました。

 中国自動車工業協会の最新データによりますと、今年1~7月の中国の新エネルギー車の生産台数は150万4000台、販売台数は147万8000台で、ともに前年同期の約3倍になりました。今年通年の新エネルギー車の販売台数は240万台に達する見通しです。

 中国自動車工業協会の許海東(Xu Haidong)副チーフエンジニアによりますと、今年に入ってから、新エネルギー車市場は急成長の勢いを呈しており、ミドル・ハイエンド製品が増加を続け、ローエンド製品も市場をけん引する役割を果たしています。また、充電スタンドと新エネルギー車の比率も1対3に達しており、新エネルギー車産業は急速な発展段階に入っています。

 中国自動車工業協会の陳士華(Chen Shihua)副秘書長は、「今年7月に中国の自動車企業は前月比9.8%増の17万4000台を輸出し、前年同月の2.8倍となった。7月の新エネルギー車の輸出の伸びに対する寄与度は31.5%で、新エネルギー車の輸出は確かに比較的速い伸びを示した」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News