【8月16日 CGTN Japanese】中国東北部の黒竜江省(Heilongjiang)の牡丹江市(Mudanjiang)と佳木斯市(ジャムス、Jiamusi)を結ぶ高速鉄道の調整・試験現場によるCR400BF-G型極寒高速列車復興号が15日午前7時50分、牡丹江駅を出発しました。極寒型高速鉄道が中国最東端の極寒の高速鉄道線路で試験走行するのは今回が初めてとなります。

 牡丹江市とジャムス市を結ぶ高速鉄道は黒竜江省東部地区に位置し、牡丹江市、鶏西市(Jixi)、七台河市(Qitaihe)、双鴨山市(Shuangyashan)、ジャムス市などを通り、全長は370キロ余り、設計上の時速は250キロで、現在黒竜江省内で走行距離が最も長い高速鉄道となっています。調整・試験指揮部によりますと、今回試験走行した時速350キロの極寒高速列車「復興号」は低温や氷雪に強い機能を備えており、気温マイナス40度の環境下でも運行できます。

 牡丹江市・ジャムス市間の高速鉄道の調整・試験は6月10日に始まって以来、高速列車の段階的な速度向上試験、信号システムの調整・試験などの内容をそれぞれ行い、軌道、通信、災害モニタリングなどのシステムにおける動的検査と調整を経て、各システムとシステム全体の機能が最適化されました。現在、動的検査はほぼ完了しており、試験運用の条件を満たしているとしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News