【8月15日 AFP】21-22スペイン1部リーグは14日、第1節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の2得点などでアラベス(Alaves)を4-1で下し、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督の2期目は白星スタートとなった。

 永遠のライバル、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)を失ったが、ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)前監督が辞任し、CBでコンビを組んだセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)とラファエル・バラン(Raphael Varane)がそれぞれフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)とイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に去ったレアルも移行期を迎えている。

 前半は無得点に終わったものの、後半にリズムをつかんだレアルは48分、エデン・アザール(Eden Hazard)がかかとでフリックすると、この日けがで欠場したマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)の代わりにキャプテンマークを巻いたベンゼマが先制点を挙げた。

 56分にナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho’)のボレーで追加点を挙げたレアルは、62分にはベンゼマが2点目を決めて試合を決定づけた。

 その後はホセル(Joselu)にPKで1点を返されたが、アディショナルタイムにはビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)がヘディングで4点目をマークした。

 圧倒的な戦力を誇ったレアルとバルセロナを抑えて昨季リーグ制覇を果たしたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はセルタ(Celta de Vigo)と、メッシなきバルセロナはレアル・ソシエダ(Real Sociedad)と、15日に開幕戦を迎える。(c)AFP