【8月15日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は14日、フランス代表DFのラファエル・バラン(Raphael Varane)と4年契約を結んだと発表した。

 ユナイテッドは7月27日、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からバランを獲得したと発表していたが、ビザ(査証)の取得や新型コロナウイルス対策の隔離、メディカルチェックが必要で、移籍完了には遅れが生じていた。

 そのため、この日行われたリーズ・ユナイテッド(Leeds United)との開幕戦には登録が間に合わず、デビューはお預けとなったが、キックオフ前に本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)でお披露目され、満員のファンからスタンディングオベーションで迎えられた。

「マンチェスター・ユナイテッドはサッカー界で最も象徴的なクラブの一つであり、ここに来てプレミアリーグでプレーするチャンスを断ることなんてできなかった」とコメントしたバランは、「自分のキャリアで成し遂げたいことはもっとたくさんある。偉大な選手ぞろいのチームに加わるということは分かっている。全員が、試合に勝利しタイトルを獲得するという共通の決意を持っている」と語った。

 フランス代表の一員として2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)を制したバランは、レアルで過ごした10年間で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を4度、リーグ優勝を3度達成している。(c)AFP