バンクシーが自作認定、イングランド東海岸のグラフィティ
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【8月14日 AFP】英国の覆面アーティスト、バンクシー(Banksy)は13日、最近イングランド東海岸に登場した複数のグラフィティについて、自身の作品だと認めた。
インスタグラム(Instagram)に公開された「A Great British Spraycation」と題された3分強の動画には、バンクシーとみられる人物がスプレー缶を詰めたクーラーボックスを手に、古びたキャンピングカーでグラフィティを描いて回る様子が映っている。
海辺のコンクリートの防波堤に描かれた作品では、デッキチェアでくつろいだネズミがカクテルを飲んでいる。
別の作品は、公共ベンチの上に3本爪のアームが描かれ、ベンチに座った人がクレーンゲームの景品のようにつり上げられようとしているかのように見える。
急降下する巨大なカモメが、ごみ捨て場から大きなポテトを取ろうとしている作品もある。
3人の子どもが壊れそうな船に乗っている作品では、1人が前を見据え、他の子どもはバケツで必死に船から水をくみ出している。頭上には「We're all in the same boat.(私たちは運命共同体)」と書かれている。
バス停の屋根の上の作品には、アコーディオンの演奏に合わせて踊るカップルが描かれている。(c)AFP