【8月13日 AFP】コンゴ民主共和国の当局は12日、5月に噴火したニーラゴンゴ(Nyiragongo)火山の溶岩流に含まれる塩に似た物質について、食用に適さないので摂取しないよう地元住民に警告した。

 北キブ(North Kivu)州知事室は塩に似た物質について、州内にある小さなブクム(Bukumu)王国とその周辺で、「食塩代わりの家庭の必需品として」使用されていると明らかにした。

 さらに、科学的な分析の結果、「非水溶性のケイ酸質の物質、微量の重金属と放射性物質」が検出されたと続けた。「一般的な食塩ではなく有害物質なので、摂取を厳禁とする」

 ゴマ(Goma)のニーラゴンゴ火山は5月22日に噴火。32人が死亡し、多数の家屋が破壊された。(c)AFP