【8月7日 AFP】7日に行われた東京五輪、バスケットボール男子決勝で自身3個目の五輪金メダルを獲得した米国のケビン・デュラント(Kevin Durant)は試合後、チームメートと「生涯の絆」ができたと話した。

 米国五輪代表の通算最多得点記録を更新するなど、この10年間にわたってチームの大黒柱としてプレーしてきた32歳のデュラントは、カーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が持っていた同国バスケットボール選手の最多記録に並ぶ3個目の五輪金メダルに輝いた。

 スペインと対戦した2012年ロンドン五輪の決勝と、セルビアと激突した2016年リオデジャネイロ五輪の決勝で、それぞれ30得点を記録していたデュラントは、この日もフランスを相手に29得点を記録し、その素晴らしい安定感を改めて示した。

 デュラントは大会初戦でフランスにまさかの敗戦を喫していたことを踏まえつつ、「チームがどんどん進化していく様子は、とにかく目を見張るものがある。試合ごとに自分たちは成長を続けていた」と話し、「仲間と生涯の絆ができているし、これからもずっと家族だ。早い段階で全員が(五輪を)強く意識し、戦い抜いたことに感謝している」と語った。 (c)AFP