【8月7日 AFP】東京五輪は7日、野球決勝が行われ、日本が2-0で米国を破り、正式競技に採用されて以降では初めてとなる金メダルを獲得した。

 正式競技としては、1996年のアトランタ五輪で獲得した銀メダルが最高成績だった日本は3回、村上宗隆(Munetaka Murakami)が米国の先発投手ニック・マルティネス(Nick Martinez)からソロ本塁打を放ち先制した。

 さらに8回、山田哲人(Tetsuto Yamada)が相手の送球ミスを突いて本塁に滑り込み追加点を奪うと、最後は守護神を担う栗林良吏(Ryuji Kuribayashi)が締めくくり、2000年シドニー五輪以来となる米国の金メダル獲得を阻止した。

 今大会、日本はすでにソフトボールで金メダルを獲得しており、2008年の北京五輪以来の実施となった二つの競技で優勝を果たすことになった。

 2024年のパリ五輪では、野球は実施競技から外れることになっている。(c)AFP