【8月6日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、W杯カタール大会(2022 World Cup)に向けた残りの同地域予選でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入すると発表した。

 すでに行われた欧州予選の3節分でVARは導入されていなかったが、予選が再開される9月からはその方針が変更になる。

 UEFAは発表文の中で「UEFAが主催する代表チームの予選でVARの導入を始めるという当初の計画は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)に関連した物流面の混乱やリスクを理由に延期されていた」と記した。

 UEFAによれば、「ホーム扱いになる協会のスタジアムで」レビューを行えるよう、「特殊な車」を用意するという。

 VARは欧州5大リーグや欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でも採用されている。(c)AFP