【8月5日 AFP】世界の新型コロナウイルス感染者が、累計で2億人を超えた。AFPの5日の集計で明らかになった。

 各国当局の発表に基づいた日本時間5日午後4時時点の集計によると、新型ウイルスが2019年12月に中国で確認されて以降、少なくとも2億6万5905人の感染が公式に記録された。

 ただし、多くの国で検査が強化されているものの、軽症者や無症状者の大多数は感染が確認されないままとなっており、実際の感染例はさらに多いとみられている。

 集計によると、感染者数は現在、感染力の強い変異株「デルタ株」が広がっていることなどから急増している。一方、死者数は比較的緩やかに増加している。

 世界の新規感染者数の7日間の平均は60万人以上で、先月中旬比で68%増加した。これに対し、1日当たりの平均死者数は9350人で、先月初めと比べて20%増となっている。(c)AFP