【8月6日 CGTN Japanese】中国中部の河南省(Henan)各地はこのほど、洪水災害後の再建作業を急ぎ、生産と生活の秩序をいち早く回復させ、災害による損失をできるだけ削減することを目指しています。

 7月20日の観測史上最大規模の豪雨により鄭州(Zhengzhou)市内にある多くの飲食店が浸水被害を受けました。河南省飲食宿泊業協会は6つの支援措置を打ち出し、被災後の修繕、安全な操業再開などの面から事業者に無料で消毒用品や新しい設備を提供し、事業者の経営圧力を緩和させています。

 このほか、河南省各地では、ボランティアチームを組織して町中の清掃や消毒作業を行い、道路、通信、電力などのインフラ復旧にも力を入れています。

 今月2日午後5時時点で、河南省では、水利施設計1580カ所が修復され、農村部の道路3053本が復旧し、水がたまった農地1万ヘクタールの排水が行われ、災害により操業を停止していた産業の操業再開率は94.6%となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News