【8月5日 AFP】東京五輪は5日、陸上男子110メートルハードル決勝が行われ、ジャマイカのハンズル・パーチメント(Hansle Parchment)が世界王者のグラント・ホロウェイ(Grant Holloway、米国)を破って金メダルを獲得した。

 2012年ロンドン五輪銅メダリストのパーチメントは13秒04をマーク。ホロウェイが13秒09で銀メダル、ジャマイカのロナルド・リビ(Ronald Levy)が13秒10で銅メダルを獲得した。

 灼熱(しゃくねつ)の太陽の下で行われたレースは、勢いよくスターティングブロックから飛び出したホロウェイが一つ目のハードルから早速リードを築き、60メートルまでは完全に主導権を握っているように見えた。

 だが、そこからパーチメントが猛追して上位戦線に加わると、最後も三つのハードルをスムーズに跳び、国際大会でキャリア初の金メダルを獲得した。(c)AFP