【8月4日 AFP】東京五輪は4日、スケートボード女子パークの決勝が行われ、四十住さくら(Sakura Yosozumi)が金メダル、開心那(Kokona Hiraki)が銀メダルを獲得した。

 19歳の四十住は、決勝の最初のランで60.09の高得点をマークすると、そのまま開とスカイ・ブラウン(Sky Brown)に抜かれることなく優勝を果たした。

 開も五輪史上最年少となる12歳での金メダル獲得こそ逃したものの、59.04点をマークし、1936年ベルリン五輪のボートで銅メダルを獲得したノエル・バンデルノット(Noel Vandernotte)氏以来の最年少メダリストに輝いた。

 日本人の母親と英国人の父親を持ち、2019年に英代表での出場を選んだブラウンも、劇的な逆転優勝に向けて最後のランでミスのない滑りを披露したが、得点は56.47点と金メダルには届かなかった。しかし銅メダルを獲得し、英国史上最年少メダリストとなっている。

 世界ランキング1位の岡本碧優(Misugu Okamoto)は、決勝の3回でいずれもミスが出て、4位でメダルを逃す悔しい結果に終わった。

 それでも、日本勢はストリートでも男女共に金メダルをつかんでおり、今大会から初採用となったスケボーはここまでのメダル全9個中5個を獲得と強さを見せつけている。(c)AFP/Talek HARRIS