【8月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は422万7765人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億9824万7050人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 1日には世界全体で新たに7236人の死亡と45万5312人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドネシアの1568人。次いでロシア(785人)、ブラジル(464人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに61万3228人が死亡、3500万3546人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は55万6834人、感染者数は1993万8358人。以降はインド(死者42万4773人、感染者3169万5958人)、メキシコ(死者24万1034人、感染者285万4992人)、ペルー(死者19万6438人、感染者211万3201人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの596人。次いでハンガリー(311人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(295人)、チェコ(284人)、北マケドニア(264人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が137万5285人(感染4090万1761人)、欧州が120万3546人(感染5853万6165人)、アジアが67万5820人(感染4499万9056人)、米国・カナダが63万9828人(感染3643万4778人)、アフリカが17万998人(感染674万6432人)、中東が16万907人(感染1054万3800人)、オセアニアが1381人(感染8万5064人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP