【8月1日 AFP】東京五輪は1日、陸上男子100メートル準決勝が行われ、中国の蘇炳添(Bingtian Su、スー・ビンティエン)がアジア新記録となる9秒83を記録し、決勝進出を決めた。

 31歳の蘇は自らが持つ9秒91の記録を大幅に更新し、写真判定で米国のロニー・ベイカー(Ronnie Baker)を2着に抑えた。

 この組3着に入ったイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス (Lamont Marcell Jacobs)が欧州新記録の9秒84、さらに4着に入った南アフリカのアカニ・シンビネ(Akani Simbine)が9秒90のタイムで拾われて決勝進出が確定。

 各組2着までが自動的に決勝進出となる中、2組目で10秒00の3着に終わった米国代表の優勝候補、トレイボン・ブロメル(Trayvon Bromell)は予選落ちとなった。(c)AFP