【7月31日 AFP】東京五輪は31日、陸上女子100メートル決勝が行われ、ジャマイカのエレーン・トンプソンヘラ(Elaine Thompson-Herah)が史上2番目のタイムで連覇を達成した。

 トンプソンヘラが10秒61を記録して勝利する中、2度の五輪金獲得を誇るシェリー・アン・フレイザー・プライス(Shelly-Ann Fraser-Pryce)が10秒74で2位、シェリカ・ジャクソン(Shericka Jackson)が10秒76で3位に入り、ジャマイカ勢がメダルを独占した。

 10秒61は五輪新記録で、これは故フローレンス・グリフィス・ジョイナー(Florence Griffith-Joyner)氏(米国)が残した史上2番目のタイムに並ぶ記録となっている。

 このタイムを上回る記録は、1988年のソウル五輪で金メダルを獲得したジョイナー氏が持つ世界記録の10秒49のみとなっている。(c)AFP