【7月31日 AFP】東京五輪、自転車BMXレーシング男子に出場していた米国のコナー・フィールズ(Connor Fields)が、試合中にクラッシュして脳出血を起こしたものの、病院の集中治療室(ICU)から無事に出たことが分かった。

 米国自転車連盟(USA Cycling)は31日、同種目の元五輪王者で30日に行われた準決勝で激しく転倒し、ストレッチャーでコースから運び出されたフィールズが、同日の夜を病院のICUで過ごしたと発表した。

 さらに「医師団の報告では、フィールズは会場で脳出血を起こしていた」とし、「ICUで一夜を過ごした後、もう出血はなくなり新たな損傷も見つからなかったと、医師団から喜びの報告があった」と明らかにした。

 同種目の女子準決勝では、オーストラリア代表のサヤ・サカキバラ(Saya Sakakibara)もクラッシュに遭遇し、ストレッチャーで運ばれていた。同国の五輪チームによると、同選手は30日夜に「コースを動き回れる状態」になったという。(c)AFP