シャーザーがドジャースへ MLBトレード期限、大物のトレード相次ぐ
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【7月31日 AFP】米大リーグ(MLB)のワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)は30日、エース右腕のマックス・シャーザー(Max Scherzer)投手とオールスター選手のトレイ・ターナー(Trea Turner)内野手について、複数の若手有望株と引き換えにロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)とトレードしたと発表した。
ナショナルズは両選手を放出する代わりに、キーバート・ルイーズ(Keibert Ruiz)捕手、ドノバン・ケーシー(Donovan Casey)外野手、そしてジョサイア・グレイ(Josiah Gray)とヘラルド・カリーヨ(Gerardo Carrillo)の両投手を獲得した。
シャーザーは今季19試合に先発し、ここまで8勝4敗、防御率2.76、147奪三振を記録。今年のオールスターゲーム2021(91st All-Star Game)では、ここ9年間で8度目の選出を果たした。
一方、今年のMLB球宴で初選出を果たしたターナーは、今季96試合に出場して打率.322、18本塁打、49打点をマークしている。
MLBのトレード期限を迎えたこの日は、ほかにも多くの大物選手がトレードで移籍した。
チーム再建を図っているシカゴ・カブス(Chicago Cubs)は、クリス・ブライアント(Kris Bryant)をはじめ、アンソニー・リゾ(Anthony Rizzo)、ハビアー・バエズ(Javier Baez)ら主力選手を放出。
ブライアントは期限間際にサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)へ移籍し、リゾはニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)へトレードされた。
ヤンキースはテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)からジョーイ・ギャロ(Joey Gallo)も獲得するなど、トレード期限を迎えるまで強打者の補強に動いていた。
トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)は、若手有望株とのトレードでミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)から右腕ホセ・ベリオス(Jose Berrios)を獲得した。(c)AFP