【7月27日 AFP】東京五輪は27日、ボクシング男子ヘビー級2回戦が行われ、モロッコのユネス・バーラ(Youness Baalla)が試合中にニュージーランドのデービッド・ニカ(David Nyika)の耳付近にかみつこうとし、失格となった。

 22歳のバーラは試合後に反スポーツマン的行為で失格処分を受けたが、判定の末0-5で敗れていたためすでに大会から姿を消すことが決まっていた。

 大会側はバーラの行為は「容認し得ない」とし、同選手が「3ラウンドに明確な意図を持って相手の耳、もしくは顔をかもうとした」と非難した。

 映像では両選手がクリンチで組み合った際、バーラがニカの右耳をかもうとしたことが確認できる。(c)AFP