【7月26日 AFP】東京五輪は26日、競泳の各種目決勝が行われ、女子400メートル自由形では世界記録保持者の前回女王ケイティ・レデッキー(Katie Ledecky、米国)が金メダルを逃す波乱があった。

 同種目では、オーストラリアのアリアン・ティットマス(Ariarne Titmus)が最後の50メートルでわずかに抜けだし、レデッキーの記録に次いで歴代2位となる3分56秒69で金メダルを獲得した。

 レデッキーは3分57秒36で銀メダルとなり、中国の李氷潔(Bingjie Li)が銅メダルを獲得した。

 男子100メートル平泳ぎでは、アダム・ピーティ(Adam Peaty)が英国の競泳選手として初めて五輪連覇を達成した。

 ピーティは57秒37をマークして2大会連続の金メダルを獲得。オランダのアルノ・カミンハ(Arno Kamminga)が58秒00で銀、イタリアのニコロ・マルティネンギ(Nicolo Martinenghi)が58秒33で銅だった。

 男子4×100メートルリレーは、ケーレブ・ドレッセル(Caeleb Dressel)を擁する米国が3分8秒97で優勝し、今大会で7個の金メダルを狙うドレッセルがまず1冠目を手にした。イタリアが2位、オーストラリアが3位だった。

 女子100メートルバタフライでは、ラスト50メートルで驚きの速さを見せたマーガレット・マクニール(Margaret MacNeil、カナダ)が55秒59で競り勝った。中国の張雨霏(Yufei Zhang、チョウ・ウヒ)が銀メダル、オーストラリアのエマ・マキーオン(Emma McKeon)が銅メダルを獲得した。

 世界記録保持者で、前回金メダリストのサラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)は7位に沈んだ。(c)AFP