【7月24日 AFP】東京五輪開会式出席のため来日したフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は24日、東京・元赤坂の迎賓館で菅義偉(Yoshihide Suga)首相と会談した。またこの日、マクロン氏は東京五輪の柔道を観戦するため、日本武道館(Nippon Budokan)を訪れた。

 マクロン氏は菅氏との会談終了後、「私たちが一丸となって新型コロナウイルスと闘い、回復を目指している時、このパートナーシップは強みになる」とツイッター(Twitter)に投稿。日仏関係について「特別なもの」と評価した。

 両氏は共同声明を発表し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現の重要性を強く指摘。また、会談では気候変動対策についても協議したと明らかにした。

 共同声明は、日本におけるいわゆる「子どもの連れ去り問題」にも言及。日本では両親が離婚・別居した際の共同親権は認められていない。マクロン・菅両氏は、日仏が「子どもの利益を最優先して対話を強化していく」としている。
 
 子どもの問題をめぐっては、わが子を日本人妻に「誘拐された」と主張する日本在住歴15年のフランス人、ヴィンセント・フィショ(Vincent Fichot)氏(39)が今月、子どもとの面会を求めて東京都内でハンガーストライキを行った。

 フィショ氏は実子2人と3年近く会えずにいると訴えており、今週、マクロン氏の顧問らと面会している。(c)AFP