【7月24日 AFP】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)は24日、台風の接近に伴う「予防措置」として、ボート競技の一部種目を前倒しして開催すると発表した。

 気象庁(Japan Meteorological Agency)によれば、最大瞬間風速25メートルの台風8号(アジア名:ニパルタック、Nepartak)は、同日時点で東京から約1800キロ南に位置しているが、27日までには関東に上陸する見通しだという。

 組織委は台風の進路を追っており、26日に予定されていた種目を週末に前倒しすることに決めたと述べた。

 国際セーリング連盟(World Sailing)は、26日から28日までの五輪競技が「影響を受ける可能性がある」と警告したが、組織委からは変更について発表されていない。(c)AFP