【7月19日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領(66)は18日、腸閉塞(へいそく)の治療を受けていた病院を退院した。

 ボルソナロ氏は、10日ほど前からしゃっくりが止まらず、14日に首都ブラジリアの軍病院に搬送された後、精密検査を受けるためサンパウロ(Sao Paulo)の私立病院に移送された。同病院に4日間入院した。

 ボルソナロ氏は退院の際、マスクなしで記者団の取材に約30分応じ、「節食が必要だったので、やった。初日から退院したかったが、させてもらえなかった。10日くらいでリブアイステーキを食べられるようになりたい」と述べた。

 さらに、「胃に火が付いたようだった。原因は腸閉塞だ。私のように、刺されて手術を受けた人によく起きる」と説明した。

 ボルソナロ氏は、2018年の大統領選の遊説中に腹部を刺されて重傷を負い、これまでに6回手術を受けている。腸閉塞の治療のために7回目の手術が必要になるのではないかと懸念されていたが、必要ないと判断された。(c)AFP