【7月18日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は17日、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からフランス代表FWオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)を獲得した。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)優勝を経験している34歳は、16日にメディカルチェックを受け、昨季2位でフィニッシュし、新シーズンでは8年ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)復帰を果たすミランとの契約にサインした。

 クラブは「ACミランはチェルシーからオリヴィエ・ジルーを完全移籍で獲得したことを発表でき喜んでいる。フランス代表ストライカーは背番号9をまとう」と発表。契約期間は明かされていないが、イタリアメディアは2年と報じている。

 6月にチェルシーとの契約を2022年まで1年延長したジルーだったが、昨季先発出場は8試合にとどまるなど、序列の下がった同クラブから出て行くことを選んだ。

 16日のメディカルチェック後にジルーはツイッター(Twitter)を更新。「ブルーズ(Blues、チェルシーの愛称)のみんな、チームメート、コーチ陣、そしてクラブに関わるすべての人たちに対し、さまざまな特別な瞬間を心から感謝する。明るく幸せな心で新しい旅に出る」と感謝をつづった。

 ミランでは、膝の手術から回復途中で新シーズンの開幕に間に合うかが不透明な39歳のズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)とのローテーション起用が予想される。(c)AFP