【7月9日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は8日、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)と2年契約を結んだと発表した。

 35歳のラモスは、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で4度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇に加え、スペイン代表としてはW杯(World Cup)のタイトル獲得や、2度の欧州王者に輝いている。

 欧州最多となる代表戦180試合に出場し23得点を挙げており、世界屈指のDFと目されるベテランのラモスは、初のチャンピオンズリーグ制覇に向けてチームに経験を積ませたいPSGに加わる。

 PSGはこれまでにイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)からMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)からDFアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)を獲得しており、さらにはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)の移籍も取り沙汰されている。

 ラモスはクラブ発表の中で「私の人生における大きな変化であり、新たな挑戦であり、決して忘れられない日になるだろう」と語った。

「とても野心的なプロジェクトの一員となり、素晴らしい選手たちのいるチームに加われることを誇りに思う。このクラブは確固たる基盤を持ち、すでに最高レベルであることを証明している。これからパリとともに成長し、タイトル獲得に貢献していきたい」 (c)AFP