【7月18日 AFP】ラグビーテストマッチが17日、ニュージーランド・ハミルトン(Hamilton)で行われ、オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)は60-13でフィジーに大勝した。

 再び肉弾戦となったフィジーとの一戦で、振るわない内容だった前週の試合からギアを上げたいニュージーランドは、前半30分までに7-6と序盤もたついたが、最終的には9トライを決めて圧勝した。3トライを挙げたウイングのセブ・リース(Sevu Reece)がチームをけん引した。

 一方、骨のきしむようなタックルとフォワード陣の絶え間ないドライブを武器に、序盤は気持ちの強さを見せて相手を揺さぶったフィジーだったが、前半の残り10分で22点を許したことが試合を決定づけた。

 オールブラックスを率いるイアン・フォスター(Ian Foster)ヘッドコーチ(HC)は、第1戦に比べれば良かったが、改善の余地がまだ残っているとコメントした。

「序盤は冷静さが足りなかったが、もしかしたら気持ちが入りすぎていたのかもしれない」

「最初の20分で、理由はさまざまだがターンオーバーが7回あったと思うが、その後は落ち着き、非常に冷静で優れたラグビーができた」 (c)AFP