【7月14日 AFP】ラグビーテストマッチが13日、オーストラリアのメルボルンで行われ、前回よりもギアを上げたフランスが28-26でオーストラリアに競り勝ち、敵地では30年以上ぶりの勝利を挙げた。

 両国による3試合のテストマッチシリーズの第2戦となるこの試合で、新たに重量級の選手を加えたフランスは、メンバーを入れ替えながらも気持ちの強さを序盤から発揮し、16-13とリードを奪って前半を終えると、後半は相手の反撃に遭いながらも競り勝った。敵地でのオーストラリア戦白星は、1990年のシドニーでの試合以来となる。

 メルビン・ジャミネ(Melvyn Jaminet)が78分の決勝点を含む7本のペナルティーゴール(PG)と、ダミアン・ペノー(Damian Penaud)のトライ後のコンバージョン1本を決めた。

 オーストラリアは、前週の第1戦で苦戦の要因となったミスを減らすようデイブ・レニー(Dave Rennie)ヘッドコーチ(HC)が求めていたが、ブレークダウンでのプレーがうまくいかず、相手に大量のペナルティーキックのチャンスを与えた。

 ジェイク・ゴードン(Jake Gordon)とマイケル・フーパー(Michael Hooper)がトライを決め、ノア・ロレシオ(Noah Lolesio)がPG4本を成功させたが届かなかった。(c)AFP