【7月18日 AFP】(更新)カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチのジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺された事件で、負傷して米フロリダ州の病院で治療を受けていた妻のマルティーヌ(Martine Moise)氏が17日、帰国した。高官が明らかにした。

 フランツ・エグザンタス(Frantz Exantus)通信次官のツイッター(Twitter)投稿によると、マルティーヌ氏は防弾チョッキを身に着け、右腕を固定した状態で首都ポルトープランスの空港に到着し、クロード・ジョゼフ(Claude Joseph)暫定首相に出迎えられた。

 エグザンタス氏は、多数の警護要員を伴い、プライベートジェットから降りるマルティーヌ氏の写真を投稿した。

 マルティーヌ氏は、モイーズ氏の国葬の準備のために帰国したという。国葬は23日、北部カパイシアン(Cap-Haitien)で執り行われる。

 マルティーヌ氏は、7日未明の事件で重傷を負い、治療のため米マイアミの病院に搬送され、10日間入院していた。(c)AFP