【7月16日 AFP】ツール・ド・フランス(2021 Tour de France)は15日、第18ステージ(ポーからリュザルディダン、129.7キロメートル)が行われ、総合首位に立つUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が2日連続の区間優勝を果たし、同大会での圧倒的な強さを改めて証明した。

 約130キロメートルの短距離を走行する最後の山岳ステージで、ポガチャルは総合優勝を争うチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)とイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)を、前日と同様に置き去りにした。

 この日も圧倒的な走りを見せた前回覇者ポガチャルは、ステージ優勝、新人賞、山岳賞に加え、総合トップとして表彰台に4度上った。残り3ステージとなる中で、総合タイムでは6分近くの差をつけてヴィンゲゴーを2位に、カラパスを3位に抑えている。(c)AFP/Damian MCCALL