中国はコロナ起源調査にもっと協力を、WHOが生データ提供を要請
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【7月16日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は15日、中国に対し、新型コロナウイルスの起源に関する調査の第2段階ではより「協力的」な姿勢を示すよう求め、生データの提供を要請した。
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スイス・ジュネーブで記者会見したテドロス氏は、新型コロナウイルスが研究所から流出した可能性を排除しようとしたことは「時期尚早」だったと認めた。
また、WHOは新型コロナウイルスの起源について新たな調査を行う準備を進めていると説明し、「何が起こったのかを究明するため、より良い協力関係が築けると期待している」と述べた。
2019年末に中国・武漢(Wuhan)で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が初確認されてから1年以上が経過した今年1月、WHOは国際専門家による独立調査団を現地に派遣。ウイルスの起源に関する中国側の調査を支援した。
この第1段階の調査では「生データは共有されなかった」とテドロス氏は説明。「現在、われわれは第2段階の調査を計画している。中国には、透明性を保ち、オープンで協力的であることを求めている」と述べ、特に感染拡大初期の数日間についての「生データ」の提供を求めていることを明かした。(c)AFP/Christophe VOGT