【7月15日 AFP】男子テニス、英国五輪代表のダニエル・エヴァンス（Daniel Evans）が14日、新型コロナウイルス検査で陽性だったため、東京五輪を欠場すると発表した。

　世界ランク28位のエヴァンスはSNS上で、「東京での五輪に向けて準備を整えることができない。非常に落胆している。現在は政府のガイドラインに従って自主隔離中だ」と明かした。

　東京五輪でエヴァンスは、前回金メダルのアンディ・マレー（Andy Murray）と共に男子シングルスに、ニール・スクプスキ（Neal Skupski）とのペアで男子ダブルスに出場予定だった。

　テニス界のトップ選手では、すでにロジャー・フェデラー（Roger Federer、スイス）、ラファエル・ナダル（Rafael Nadal、スペイン）、セレーナ・ウィリアムス（Serena Williams、米国）、ドミニク・ティエム（Dominic Thiem、オーストリア）らが東京五輪の出場を見送っている。

　一方、先日のウィンブルドン選手権（The Championships Wimbledon 2021）で男子シングルスを制したノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）は、出場可能性は「半々」との見解を示している。(c)AFP