【7月14日 AFP】米大リーグ(MLB)のオールスターゲーム2021(91st All-Star Game)が13日、コロラド州デンバー(Denver)で行われ、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)に所属する大谷翔平(Shohei Ohtani)は史上初となるオールスターでの二刀流出場を果たし、ア・リーグの先発として1回を完璧に抑えた。

 特大の本塁打を放ったトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)のブラディミール・ゲレーロJr.(Vladimir Guerrero Jr.)が最優秀選手(MVP)に輝き、ア・リーグが5-2でナ・リーグに勝利した。

 大谷は14球中10球のストライクを集め、1回を無失点に抑えた後に交代した。一方、両リーグトップを独走する33本塁打を放っている打撃では、1番打者で登場し、第1、第2打席ともに凡退だった。

 代わりに大きな花火を打ち上げたのが、ブルージェイズのゲレーロJr.だった。22歳のゲレーロJr.は3回に左中間へのソロ本塁打を放ち、史上最年少でのMVPを獲得した。父親のブラディミール・ゲレーロ(Vladimir Guerrero)氏も、15年前の2006年のオールスターで本塁打を打っている。

 オールスターはこれで8年連続のア・リーグ勝利となった。(c)AFP