【7月13日 AFP】女子テニスの最新世界ランキングが12日に発表され、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が約2年半ぶりにトップ10から転落した。

 輝かしいキャリアで通算319週にわたって1位に在位していたセレーナは、2019年大会では決勝に進出したウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)で、アリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)との1回戦を負傷棄権したため、ポイントを落とした。

 セレーナは8ランクダウンの16位となり、2019年1月以来の低いランキングとなった。

 また、けがでウィンブルドンを欠場したシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)も大会のタイトルを守ることができずポイントを失い、9位に転落している。

 一方、初のウィンブルドン制覇を遂げたアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)は、1位としてのリードを広げ、同大会を欠場した2位の大坂なおみ(Naomi Osaka)との差を2300ポイントとした。

 準優勝となったカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は、13位から7位に浮上している。

 最新WTAランキングは以下の通り。

1位:アシュリー・バーティ/9635ポイント
2位:大坂なおみ/7336ポイント
3位:アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)/6965ポイント
4位:ソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)/5640ポイント
5位:ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)/5331ポイント
6位:エリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)/5125ポイント
7位:カロリーナ・プリスコバ/4975ポイント
8位:イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)/4695ポイント
9位:シモナ・ハレプ/4330ポイント
10位:ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)/4165ポイント
11位:ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)/4085ポイント
12位:ペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)/3985ポイント
13位:バルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)/3893ポイント
14位:ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)/3845ポイント
15位:ジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady、米国)/3830ポイント
16位:セレーナ・ウィリアムス/3641ポイント
17位:エリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)/3575ポイント
18位:アナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)/3420ポイント
19位:マリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)/3420ポイント
20位:エレナ・リバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)/3258ポイント

(c)AFP