【7月12日 CGTN Japanese】中国の中央銀行である中国人民銀行(People's Bank of China)は、今月15日から金融機関の預金準備率を0.5ポイント引き下げる決定をしました。実体経済の発展をサポートし、包括的な資金調達コストの安定的な削減を促進するためとしています。

 中国人民銀行筋によりますと、今年に入って一部の商品価格が上昇を続け、経営難に直面している中小・零細企業が出てきており、金融政策の安定性と有効性を維持し、中小・零細企業へのサポートを強化するための的確な努力を行ってきたということです。次の段階では、中国人民銀行は引き続き穏健な金融政策を実施し、合理的で充実した流動性を維持し、中小企業、グリーン開発、科学技術イノベーションを支援して、質の高い発展と供給側の構造改革に適した金融・財務環境を整えていく方針です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News