【7月11日 AFP】コパ・アメリカ(2021 Copa America)は10日、決勝が行われ、アルゼンチンはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のゴールで1-0でブラジルを下し優勝。リオネル・メッシ(Lionel Messi)にとって代表初タイトルとなった。

 アルゼンチンはリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で28年ぶりのトロフィーを獲得。一方、ホームでは2500日以上負けていなかったブラジルの無敗記録は止まった。

 アルゼンチンが最後に主要国際大会で優勝したのは1993年のコパ・アメリカで、このときは決勝でガブリエル・バティストゥータ(Gabriel Batistuta)氏が2得点を記録しメキシコに2-1で勝利した。

 なお、ブラジルが開催国として優勝を逃したのは6度目にして初めてだった。

 アルゼンチンは22分、ロドリゴ・デ・パウル(Rodrigo de Paul)の見事なスルーパスにディ・マリアが抜け出すと、最後はブラジルのGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)の頭上を破るループシュートを決めた。

 メッシは終了2分前にエデルソンと1対1の決定機を迎えたが、足を滑らせて試合を終わらせることはできなかった。(c)AFP