パドレス、新人投手の満塁弾などで大逆転勝ち ダルの負け消滅
発信地:ロサンゼルス/米国
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【7月9日 AFP】21MLBは8日、各地で試合が行われ、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)戦に先発登板したサンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)のダルビッシュ有(Yu Darvish)は、3回8安打6失点で降板したが、チームは9-8で大逆転のサヨナラ勝ちを収めた。
ホームのパドレスは4回、2番手で登板した新人ダニエル・カマレナ(Daniel Camarena)がナショナルズの先発マックス・シャーザー(Max Scherzer)からキャリア初安打となる満塁本塁打を放つなどし、0-8から反撃。
この回、サイ・ヤング賞(Cy Young Award)投手のシャーザーから7点を奪ったパドレスは、6回にトミー・ファム(Tommy Pham)の適時二塁打で同点に追いつくと、迎えた9回2死からトレント・グリシャム(Trent Grisham)がサヨナラ適時打を放ち、球団史上最大タイとなる8点差からの逆転勝ちを飾った。
ダルビッシュとシャーザーの投げ合いになるとみられた一戦だったが、スポットライトをさらったのはMLB1年目の28歳カマレナだった。投手が満塁本塁打で初安打を記録するのはMLB史上2人目で、この勝利でパドレスはナショナルズとの4連戦を2勝2敗で終えている。(c)AFP