「とてもハングリー」リング復帰のパッキャオ、次はフィリピン大統領選か
発信地:ジェネラルサントス/フィリピン
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南シナ海(South China Sea)での中国との領有問題の対処や官僚汚職をめぐってロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)現大統領と対立しているため、パッキャオへの支持が下がる可能性がある。
最近まで、パッキャオは大統領とその「麻薬撲滅戦争」を応援していた。国際刑事裁判所(ICC)の検察官は現在、フィリピン警察がこの麻薬戦争で数万人を違法に殺害したという疑惑の捜査を求めている。
パッキャオは、個人の権利を侵害しない「適切な方法」で麻薬取り締まりを続けるとAFPに語った。選挙に勝った場合、現大統領を刑事訴追から守るかという質問に対し、「誰もが法に縛られている」と答えた。
現大統領の娘でダバオ(Davao)市長のサラ・ドゥテルテ(Sara Duterte)氏は、最近の世論調査では、パッキャオ氏や他の予想される立候補者をかなり上回る支持を得ている。大統領選の立候補締め切りは今年10月となっている。
米コンサルティング会社ユーラシア・グループ(Eurasia Group)のアナリスト、ピーター・マムフォード(Peter Mumford)氏は「ドゥテルテの後継指名なし」でパッキャオが出馬すると読む。
「しかしフィリピンのことなので、何とも予想しがたい」
スペンス戦を終えてボクシングから引退するか、政治のトップを目指すかは神に任せるとパッキャオは言う。5人の子を持つパッキャオは10年前、プレーボーイのライフスタイルを捨て、敬虔(けいけん)な福音主義キリスト教徒になった。
「私は常に神を信じ続ける。全てを成し遂げる力を下さったから」