【7月11日 AFP】19両編成の列車が、南アフリカ・ソウェト(Soweto)のデューベ(Dube)駅に入ってきた。乗客や貨物を運ぶためではない。貧困層の人々が必要とする医療をほぼ無償で提供するためだ。

 視力検査や歯科治療、総合内科で使う医療器具やあらゆる薬を置いている薬局を備え、心理カウンセリングも提供するこの列車「ペロペパ(Phelophepa)」は、1年のうち9か月間、南アフリカ国内を移動している。

 映像は6月23日撮影。(c)AFP