【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は6-2、6-2のストレートでヴィクトリヤ・ゴルビッチ(Viktorija Golubic、スイス)に勝利。自身初となるウィンブルドン4強入りを果たし、「残酷」な批判に結果で応えた。

 プリスコバは次戦、第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)と決勝進出を懸けて対戦する。元世界ランキング1位のプリスコバは、四大大会(グランドスラム)出場36回でまだ優勝がなく、2016年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2016)準優勝が最高となっている。

 プリスコバは「ウィンブルドンでは初めての準決勝に勝ち進めてすごくうれしい」とコメント。グランドスラム通算では4回目のベスト4入りで、これで全4大会で4強入りを果たしたことになった。

 直近のグランドスラム5大会で2週目に進めず、大会前にランク13位となってトップ10圏外に転落した際には、今後のキャリアを疑問視する声もあったが、プリスコバはそうした批判に反論している。

「インターネットは一番大きな問題」

「メッセージやコメントを全部読んでいるわけではないけど、ときには記事や何かを目にしてしまうことがある」

「その中には、すごく残酷なものがあると思う。私は5年間トップ10にいた。それが、1週そこから外れただけで、特に母国では大事件みたいに扱われる。そういうことをしても何にもならないのに」 (c)AFP